オロナインは切り傷、擦り傷、あかぎれ、ニキビなどの場合に使用される昔から日本人に馴染みのある薬です。
まず重要な事として、オロナインの効能に、わきがに効くという表示はどこにもされていません。
それならば治らないかというと、そう簡単な話しでもないのです。
オロナインは傷などに効果がある薬のため、殺菌作用のある成分が含まれています。
その成分とはクロルヘキシジングルコン酸塩と硫酸アルミニウムカリウムで、どちらも殺菌力があります。
わきがの臭いの原因となるのは、アボクリン汗腺から出てきた汗と細菌が混ざることで臭いを発するとされていますので、オロナインの強い殺菌作用を使えば細菌をやっつけることが可能なのです。
しかし、ここで大きな問題な二つあるのです。
一つ目の問題はオロナインの殺菌力は細菌に対して、そう長くは効力を持たないという点です。
塗ってすぐのうちは殺菌作用が働いているので臭いは抑えられますが、しばらく経つとまた臭いが出てきてしまう為、一日のうちに何度も塗り直さなければいけなくなるのです。
二つ目の問題は軽いわきがであれば、ある程度の効果は認められますが、強いわきがの場合はオロナインが負けてしまい臭いが抑えられないケースがあるということです。
まとめると、個人差はありますが、オロナインは一時的にわきがの臭いを抑える効果はあるということになります。

参考:わきが オロナイン

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