思春期以降に生えてくる

髭とは鼻下や頬、顎下にかけて生えてくる体毛のことを言います。
個人差があるものの、思春期以降から目立って生えてくると言う特徴があります。
しかし髭だけじゃなくわき毛やすね毛など他の体毛も濃くなっていくことが多いです。
これは男性ホルモンの分泌量が関係しています。
思春期以降になると男性ホルモンの分泌量が増えていきます。
女性でも男性ホルモンの分泌量が多いと薄い髭が生えてくることがあります。

 

 

髭の伸びるスピード

体毛の伸びるスピードは部位によって異なります。
髭の場合は1日0.2ミリから0.4ミリほど伸びていきます。
30日で6ミリから12ミリほど伸びる計算です。
この伸びるスピードは季節によっても異なります。
秋が1年のうちで最も伸びると言われており、冬を迎えると少しずつ伸びるスピードが落ちていきます。
そして2月になると一番伸びるスピードが落ちます。
春を迎えるとまた伸びるスピードが少しずつ上がっていきます。

 

 

髭のある意味

他の部位に生えている体毛と同様、髭にも寒さから守る役割があると考えられています。
ただし極寒地で髭を伸ばし過ぎると髭が息で凍りつき、凍傷のリスクが高まってしまいます。
思春期以前の子どもの頃には髭が生えないため、諸説ありますが衝撃から守る役割もあります。
性的アピールの役割や外敵に対して威圧感を与える役割、動物のような触覚としての役割など他にも様々です。
現代では衣服を着用するようになり、体毛により寒さから守ると言う役割は薄れました。
狩りも日常的には行わないため触覚としての役割も薄れています。
しかしまだ衝撃から守る役割や、性的アピールの役割などは残されています。
最近ではオシャレとしての役割も持っており、自分好みにデザインする男性が増えてきました。
メンズ脱毛サロンに通ってデザインして貰う男性も多いです。

 

 

髭が濃くなる原因

男性ホルモンの他にも髭が濃くなる原因があります。
一つは肉類ばかりの食事を摂取すると言う原因です。
肉類は体毛の主成分であるタンパク質が豊富に含まれており、濃い髭に繋がると言う説があります。
二つは筋肉トレーニングを良く行う男性です。
運動により男性ホルモンの分泌量が増えやすくなります。
その他にもストレスやタバコなどでも男性ホルモンの分泌量が増えやすいです。
三つは加齢に原因があります。
男性ホルモンは20代をピークに減少していきますが、代わりにジヒドロテストロンと言う体毛を濃くする男性ホルモンの影響を受けやすくなるのです。(参照:髭 意味

 

 

 

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