はじめに

髭が濃い、剛毛、青髭、といった悩みをなんとかしたい男性に人気のアイテム、それが、株式会社エムアンドエムの公式サイトから通販で購入できるゼロファクターでしょう。

高い販売実績を誇る商品ですが、口コミ情報を見ると、効果に満足していない男性の声も寄せられています。

しかし、ゼロファクターはどういう使い方をするものなのか、どのように効くのか、その為にどんな成分が含まれているのかを知ると、ゼロファクターの実力を最大限引き出す使い方も分かってきます。

一体どういうことなのか、見ていきたいと思います。

ゼロファクターは、このようにして使う

まず、ゼロファクターという商品の使い方について、簡単におさらいしておきましょう。

シェイビングの時にシェイビングクリームの代わりに塗る「5αSPシェイブジェル」と、髭剃り後に塗る「5αSPローション」とがあります。

まず、シェイビング前に入浴、あるいはぬるま湯で洗顔した後、水気を拭き取ります。

入浴することで、髭が柔らかくなりますし、毛穴も広がるので効果的ですが、入浴せずに洗顔だけするのであれば、電子レンジなどで温かくした蒸しタオルを顔にしばらくかぶせても、同じ効果が得られます。

次に、髭が全部隠れるくらいたっぷりとジェルを塗ります。

成分が染み込みやすい頬から顎、鼻の下という順番に剃っていきます。

剃り終わったら、ぬるま湯で洗い流し、次にローションの方を手に取って、剃り終わった面に擦り込みます。

髭剃り後だけでなく、1日に全部で2~3回、ローションを毎日塗るようにします。

 

ゼロファクターは、DHTの生成を抑制して抑毛効果を発揮する

 

このように使うゼロファクターのジェルとローションですが、どのようにして濃い髭や青髭対策になるのかと言うと、髭のような毛の再生を促す原因となる5αリダクターゼという還元酵素の働きを抑制するのです。

性毛を発毛させるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンがあり、髭を濃くするホルモンなのですが、これは代表的な男性ホルモンであるテストステロンから、還元酵素である5αリダクターゼの働きによって変身して出来るものなのです。

なので、DHTを分解するわけではないのですが、DHTの生成を促す酵素の働きを阻害することで、結果的にDHTが生成されないようにする、というのがゼロファクターの考え方なのです。

5αリダクターゼは5α-DHTを生成しますが、型が2通りあり、II型5αリダクターゼはまさに毛乳頭に存在して、5α-DHTの60~70%を生成します。

これが性毛の再生を促します。また、I型5αリダクターゼの方は皮脂腺に存在し、皮脂の分泌過多やニキビの要因にもなりますが、5α-DHTの30~40%を生成します。

ゼロファクターには、これら両方の型の5αリダクターゼに対抗する有効成分が配合されていて、しかも、毛乳頭や皮脂腺にしっかり浸透できるように、ナノ技術を駆使して100ナノメートルという微小サイズにした成分を送り込むことができるようになっているのです。

 

ジェルの成分

 

5αSPシェイブジェルには、5αリダクターゼに対抗する有効成分が9種類配合されています。

ゼロファクターを髭剃りに使用する前には、入浴したり、洗顔して蒸しタオルを顔にかぶせて毛を柔らかくするよう薦められていますが、そのように髭を柔らかくする成分がジェルにも配合されています。

なので、カミソリ負けすることなく、気持ち良く剃れるようになりますし、シェーバーも目詰まりを起こすことはありません。

具体的な成分ですが、ダイズのイソフラボンは女性ホルモンと似た、体毛の成長抑制効果があるとされています。

カミツレは、その主要成分であるアズレンに消炎作用、抗菌作用があるほか、抗アレルギー作用もあるなど、美肌成分です。

5αリダクターゼの分泌を抑制する成分として、ジオウも配合されていて、これは保湿効果や、血行を促す効果もあります。

また、剛毛対策に有効なサンショウ、ラレアディバリカタ、アロエ、オウゴン、ヒオウギ、チョウジも配合されています。

私はここを参考にしました→ゼロファクター 口コミ

 

ローションの成分

 

5αSPローションには、ジェルの9種類を上回る、全11種類の5αリダクターゼ対抗成分が配合されています。

髭剃り後は、肌はどうしてもダメージを受けるものですが、このローションは鎮静、毛穴の引き締め、潤いを肌に与えるのです。

ジェル同様、ローションにもダイズが配合されています。

また、ダイズのイソフラボンと同じく女性ホルモンに似た抑毛効果を持つエストロンという成分を含んだザクロも配合されています。

更に、プエラリア・ミリフィカとも呼ばれるガウクルアも配合されています。

このガウクルアは、イソフラボンよりも一層強力に、女性ホルモン的作用を発揮するとされています。

そのほか、パパイン、バシャンベ、アロエ、ジオウ、チョジ、ヒオウギ、オウゴン、サンショウなど、剛毛対策となる成分が配合されています。

 

ゼロファクターは、抑毛剤

 

これまでゼロファクターの使い方、作用の仕組み、その作用を起こす成分のことを見てきました。

そうしたことから分かるように、ゼロファクターは脱毛剤ではありません。

抑毛剤なのです。

数少ない不満の口コミの中には、脱毛効果がないという声がありますが、それはゼロファクターを脱毛剤と勘違いしたことによる不満だったことが分かります。

ゼロファクターは、その作用の仕組みも、そして有効成分も、脱毛剤と言えるものではなく、そのゼロファクターに脱毛剤としての効果を期待して裏切られたとしても、それは期待の方が的外れだったのです。

期待できる効果とは、髭が生えるスピードが遅くなること、そして髭が薄くなることなのです。

そのようにして、青髭が解消されるのです。

 

即効性を期待してはいけない

 

では、髭が薄くなることや、髭が生えるスピードが遅くなるという効果が、ゼロファクターを使用し始めてすぐに表れることを期待してよいかと言うと、答えはノーです。

公式サイトでは、3ヶ月頃から効果を実感する人が多いと書いてありますが、満足しているという口コミでも、5ヶ月使用し続けて効果を実感したという声もあるように、長期戦は最初から覚悟の上で使用することをおすすめします。

脱毛であれば、目で見て効果を確認し易いですが、抑毛となると、目で見ても確認が難しいほどゆっくりと改善していくので、そのことも「いつまで経っても効かない」と思ってしまう一因でしょう。

しかし、多くの口コミ情報を見ると、カミソリ負けしなくなったという感想は、使い始めた時から抱く人がいるようで、確かに効果はあるのです。

 

使い方を守って使い続けよう

 

ゼロファクターにはジェルとローションとがあることをお話ししましたが、両方使うのに比べて、ジェルだけ、あるいはローションだけ使用するという人もいることでしょう。当然、ジェルとローションの両方を使うというのが、一番効果が大きく、つまり一番早く効果を実感できるようになります。それ以外にも、使い方は説明書や公式サイトにある通り、正しく使うことが、効果を挙げる早道です。例えば、毎日使うのが望ましいのに実際には毎日は使用していなければ、その分効果は落ちるわけで、なかなか効果を実感できないのは当然なのです。あるいは、ジェルを塗る前にしっかり毛穴を開くようにしておくことも、サボッてしまうと効果が弱まります。

 

まとめ

 

このように、ゼロファクターの使い方、作用の仕組み、成分のことが分かれば、どのように使えばどのようなことが期待できるか、正しく判断できるようになります。そうしたことを知った上で、ゼロファクターの実力を最大限引き出すような使い方を続けて、あなたも早く青髭から卒業してみませんか?

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